XにGrokがいらない人なんているの?
Xの検索エンジンで「Grok いらない」と調べたところ、直接的に「Grokが不要だ」と述べている投稿はない。ただ、Grokを取り巻くネガティブな意見があるのは事実だ。その内容を精査すると、次のようなものがある。
- その1 Grokのファクトチェックが邪魔くさい。
- その2 Grokの画像生成でセクハラを受けた。
- その3 Grokの有料会員勧誘がうるさい。
- その4 Grokから返答がこなくて使えない。
このほかにも細かく見れば、マイナスな印象を抱いているユーザーはいるだろう。とりわけ、昨今で言えば、ディープフェイクの被害は深刻だ。これに関しては、Xでも生成コンテンツの検閲を仕組み化することで相当数が解消されたが、悪意のある人間が反応しないGrokの代わりに画像や動画を生成して投稿するなんてことも起きている。
SNSとAIが組み合わさることで便利な側面も増えているが、AIを使う人間が引き起こす新しい問題がだれかを悲しませているのも事実だ。だからこそ、「XにGrokなんていらない……」と思っている人もいるのかもしれない。
XにGrokがいらない人向けの設定はあるのか?
そもそも、Xのデフォルト機能として存在するAIサービス「Grok」がいらない人向けの設定は存在するのだろうか?
これに関しては、Grokと距離を取るための手段がいくつか用意されている。ここでは、オフにする設定を含めて2つの方法を紹介する。
方法1 有料会員になる
第1に、Xの有料会員になれば、フッター画面の遷移先を自由にカスタマイズできる。すなわち、デフォルトで設定されているGrokを消すことが可能なわけだ。お金を払ってまでGrokを消したい人なんているかわからないが、目に見える場所になければ認識する機会は減る。その意味では、かなり有効な対処法と言えるだろう。
方法2 Grokをブロックする
第2に、Grokのアカウントをブロックすることで、投稿の中で目にする機会はなくなる。気になったら、ブロック解除すればよいので、これもまたGrokと距離を取る良い方法だろう。ブロックまでいかなくとも、特定の投稿からGrokの応答を消す「ミュート機能」の活用もおすすめだ。
具体的には、Grokの投稿の右サイドに表示されている「・・・」を押すと、メニューが立ち上がる。そこに「ブロック」と「ミュート」の選択肢があるので、自分に適したものを選べばよい。

AIデトックスも大事かもしれない
AIによって実現できることがあまりにも増えたことで、年がら年中パソコンやスマホを見ている人もいるだろう。その結果、「AI疲れ」なんて現象もそのうちに語られるようになるに違いない。その意味では、AIとの適度な距離を保ちながら、豊かな生活をおくるバランス感覚を今から身につけておくのは大切なことになるだろう。
Grokは便利な仕組みであるが、それが必ずしもユーザーにとって歓待されるとも限らない。もはや、私たちの文明における「利便性」はすでに飽和したのかもしれない。すなわち、これから足し算や掛け算よりも引き算や割り算のように負っていたものから解放されるデトックス的なるものが必要とされる時代になるかもしれないだろう。